3 . 「家族の力で超高齢社会を乗り切る」
人は年をとるごとに不安になっていく。
私も同じである。
私も妻もポックリ死ねればいいが、ボケたらどうしようかと心配になる。
私の司法書士事務所にも、身内に介護を受けている人や痴呆となってしまった人を抱えながら暮らしている人が依頼しにくることが多くなった。
そういう人たちに介護の現状を教えてもらうと、ほとんどの人が、介護は家族が中心となって行い、社会の介護制度は補助的に利用しているようである。
また、反対の立場から介護福祉士の仕事をしている女性から話を聞くと、「老人に喜んでもらうのはとても嬉しいが、汚物の後始末に喜びや生きがいを感じることは一生ないだろう。」と言っていた。
つまり、「介護」といえば聞こえはいいが、現実は、お金を貰ってもやりたくないような、辛い仕事なのである。
私は、超高齢社会という厳しい現実を乗り切るのは、やはり伝統的な家族の相互扶助、親や祖父母を敬い思いやるという家族の力だと思う。
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